輸血センター

輸血センターの業務案内

輸血

安全で適正な輸血療法の確立を目指しています.医療過誤を未然に防止するために,カラム凝集法全自動輸血検査およびバーコード認証による輸血確認システムを構築し,また自己血輸血の推進も行っています.

造血幹細胞移植支援

輸血センターと細胞免疫検査部門の統合後,造血幹細胞の採取・凍結・保存管理から造血幹細胞の表面マーカーによる量的質的評価まで,一貫して遺伝子細胞療法部で実施できるようになり,より効率良い造血幹細胞移植支援システムが確立しました.

細胞免疫治療

炎症性腸疾患や自己免疫疾患を対象とした細胞除去療法や血漿交換による抗体除去療法など,診療科のニーズに応えます.

輸血

連絡内線 (時間内)5866-5868 (時間外)2491,5751

1.輸血検査

血液型&不規則抗体検査(TYPE & SCREEN)
血液型検査T&Sは輸血実施マニュアルに従って行って下さい.
不適合輸血を防ぐためにABO血液型,Rh(D)抗原,不規則抗体スクリーニング検査を行います.同一患者からの異なる時点での検体をもちいた二重チェックが必要です.カラム凝集法を用いた全自動輸血検査機器で検査します.九州大学病院では,輸血予定患者さん全例の輸血前血清保存を実施しています.

交差適合試験(クロスマッチ)
血液製剤(赤血球MAP)を輸血する最後の検査として実施しています.受血者の不規則抗体の有無,緊急度により適宜検査法を変更し,スムーズな供給と安全な輸血が行えるように努めています.輸血(赤血球MAP)実施前にクロスマッチ検査検体の提出をして下さい.

抗A抗B抗体価測定
造血幹細胞移植・臓器移植の血液型不適合症例,母児血液型不適合妊娠等の場合に抗体価の測定を行っています.直接お問い合わせ下さい.

HLA検査
造血幹細胞移植などの症例において患者様および家系内ドナー候補者のHLA検査を福岡赤十字血液センターに依頼します.平日の午前11時までに検体提出して下さい.検査を希望される場合,事前に予約の電話を入れてください.採血管,申し込み用紙は輸血センター検査室にあります.

2. 輸血の実際

輸血の適応は,厚生労働省「血液製剤の使用指針」及び「輸血療法の実施に関する指針」基準に従い,適正な輸血療法を遵守して下さい.
輸血の実施時には,必ず輸血の説明書・同意書を印刷し,患者さんに同意を得たうえで,署名を取得して下さい.
輸血のオーダーおよび実施は輸血実施マニュアルに従って下さい.

3.自己血貯血

原則として毎週月・火・木・金午前に対応します.
自己血貯血および輸血の申し込みは,自己血採血申しこみ案内に従って下さい.

造血幹細胞移植支援

連絡先5869

1.末梢血幹細胞採取(自己および同種)

化学療法後の造血回復期やG-CSF投与後に末梢血に出現する造血幹細胞を血液成分分離装置を用いて採取し,造血器悪性疾患などの患者さんに移植する治療法です.当センターでは,1988年より世界に先駆けて末梢血幹細胞の採取法,凍結保存法の実用化に成功し,全国の末梢血幹細胞移植術の発展と普及に貢献してきました.対象疾患は白血病,悪性リンパ腫,多発性骨髄腫などの造血器疾患に加えて,一部の固形癌も適応となります.移植幹細胞源は,健康な提供者からの同種移植と,患者さん自身の細胞を用いた自己移植に大別されます.
ドナーの適格性は,日本輸血細胞治療学会・日本造血細胞移植学会が提唱する「同種末梢血幹細胞移植のための健常人ドナーからの末梢血幹細胞動員・採取に関するガイドライン」を遵守して下さい.末梢血幹細胞採取申込書に必要事項を記入のうえ,輸血センターに提出して下さい.

2.末梢血幹細胞移植および臍帯血移植

採取した造血幹細胞,または臍帯血バンクから供与された臍帯血は輸血センター凍結庫に一元管理します.移植当日にドライシッパーでお渡ししますので,移植日時が決定しましたら一週間前までに,造血幹細胞移植日決定通知書に必要事項を記入のうえ提出して下さい.

3.ドナーリンパ球採取および輸注療法(DLI)

同種移植後の白血病再発に対して,同一ドナーからリンパ球成分を採取して,これを患者さんに輸注すると,ドナーリンパ球が白血病細胞を攻撃排除(=移植片対白血病効果)して,寛解状態を得ることが可能です.同様に,移植後EBウイルス関連リンパ増殖症などに対しても,ドナーリンパ球の有効性が示されています.但し,移植片対宿主病(GVHD)や汎血球減少症などの重篤な副作用が出現することがあります.当センターは骨髄移植推進財団のドナーリンパ球採取施設としても認定されています.

細胞免疫治療

連絡先5869

1.白血球除去療法(GCAP)

難治性潰瘍性大腸炎,薬物抵抗性関節リウマチに対して白血球除去療法の有効性が示されています.連続式体外循環により血液中の白血球成分をカラムに吸着させ除去する方法です.週1回4〜5クールの治療を行います.

2.血漿交換

劇症肝炎や術後肝不全,血栓性血小板減少性紫斑病では代謝性物質の除去および凝固因子補充の目的で新鮮凍結血漿による血漿交換を行います.
血液型不適合腎移植,巣状糸球体硬化症,重症筋無力症,ギラン・バレー症候群,慢性炎症性脱髄性多発根神経炎,多発性硬化症,マクログロブリン血症,全身性エリテマトーデス,天疱瘡などの疾患に対しては,疾患を惹起する抗体除去の目的で,主としてアルブミンによる血漿置換を行います.

3.瀉血

真性多血症や腎移植後などの続発性多血症の患者さんを対象に瀉血(全血液を除去すること)治療を行います.一回に400mLの瀉血が可能です.
原則として毎週月・火・木・金午前に対応します.直接お問い合わせ下さい.

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